其之二百三十八「ほたるの家」
↑こんなオチだったらどうしよう。
先週首を折られたハートお姉さまですが、何と気合いで生きておられました(気合いなのか) (そして他の二人のことも気にかけてやれオレよ)。近衛隊士ともなると首が180度回転した程度のことでは死なないようです。いつでもエクソシストごっこができます。そのまま四つん這いで階段を降りたりもできます(何を根拠に)。
近衛隊士ごときでこれですから、吹雪に至ってはまっぷたつにしても死なないわけですね。むしろまっぷたつにしたら二人に増えるというわけですね。二人に増えたら片方を時人が、片方をひしぎがお持ち帰るというわけですね。
これからだんだん涼しくなる時季ですから、部屋にかざっておくともっさりもっさり暑苦しくてステキ! というわけですね!
さてそんな近衛隊士や吹雪のことはつゆ知らず(いや吹雪は出てないから)、何やら 貧乏くさい アットホームなアパートっぽい部屋で目を覚ますアキラ以下4名。
そこは紅の塔内部の遊庵の家でした。なんでこんな貧しそうなのですか。実は大四老ってけっこう薄給だったりしますか。時人が豪華な部屋にお住まいで自分の城までお持ちなのは、カリスマ占い師としてボロ儲けしてるからですか。
ちなみに吹雪の副収入源はカツラ職人だと思います。地毛からいくらでも作れます。ひしぎの髪の不自然に白い部分は、吹雪が最初に作ったヘアピース(部分用)をムリヤリ買わされたものなんです。つけたが最後とれなくなってしまったんです。
吹雪の呪いで(←また勝手に)。
遊庵の家は父・長男・次男(遊庵)・三男・長女・次女・プラス五つ子(真ん中だけ全然似ていないのが気になります)の十一人家族。
マジでか。遊庵とほたるは孤独を求める人じゃなかったんか。アキラも辰伶も衝撃を隠しきれてないよわかるよその気持ち!(笑)
それともアレですか。彼らの言うのは都会人特有の孤独ってヤツですか。渋谷の交差点のど真ん中で雑踏に埋もれつつ、ここにはこんなに大勢のひとがいるのにオレはひとりだトカ感じちゃうそんな孤独ですか。あるいは隣家の住人の名さえも知らぬそんな孤独ですか(知ってるよ) (めっちゃ名前呼び合ってるよ)。
でも遊庵が次男坊ってのは非常に納得。名前から、まだ判明してない長男は庵里さんで、父が寿里庵さんと見てよろしいでしょうか。
前回登場の針使い隊士は寿里庵さんではなく三男の庵曽新 [アンソニー] さんでした。ヒモパンに喜ぶような人とカン違いしてごめんよアンソニー。
ほたるとは一番なかよしだったようです(仲いいって言うのかコレ)。昔はガリ勉でしたが今はグレたそうです。グレた原因はスルーされていますが、
■長男は家業も継がずに村正の近衛隊士になりその上壬生を出奔
■次男は五曜星めざして勉強する己を尻目に大四老
■ほたるは紅の王にイキナリ喧嘩を売った挙句、挨拶もなしに壬生を出奔
■オヤジはヒモパン大好き
と、グレ要素満載でどれがどれだかわかりません(個人的に4番目推奨)。
来週は遊庵との戦いを止めようとする庵曽新との闘いの模様。
庵曽新。庵曽新。庵曽新。
彼の名前を繰り返し頭の中で唱えつづけて、来週までに名前を見ただけで吹き出さない対策をしておこうと思います。