D.Gray-man 第2夜 後追い感想
↑ちょっと髪が白いだけで同国人に異国人扱いされたり英国人とは思いもよられなかったり齢15にしてみっつも年上のお兄さんにフケ顔扱いされたりと踏んだり蹴ったりのアレンさまには涙を禁じ得ません。
さてこの回はティムキャンピーが初登場。
まあなんて小さくて可愛らしい(←たいがいしつこい)。
何せ猫に食われてしまうほどの小ささです(猫自体がちょっと巨大だった点はさておき)。猫は前回死んでしまったので、ティムはそのお墓から復活した模様。
おそらく死骸の腹を食い破って。
あな恐ろし。ていうかちょっと待ってアレンさまはアレンさまで平然と「お墓から出てきた」とか言ってますが、てことはアンタ猫をティムごと埋めたんかい。
師匠からの預かり物だから失くすわけにはいかないとか言ってたじゃん! それともアレですか。師匠に対する三年分のうらみつらみを無意識にティムにぶつけてしまったわけなのですか。自分でも意識しないままに負の感情に任せてりっぱなお墓を作成してしまい、後からティム一緒に埋めちゃったー! と思い出して泡食って引き返したら当のティムがお墓から脱出していたというわけなのですか血まみれになりながら(←もう黙れ)。
その程度の恨みは買っていても一向におかしくない風味の師匠も初登場。
いつ見ても、見るからに性格に問題ありそうな人ですね(←ほめ言葉)。でも本誌で読んだ時はトンカチとワインしか覚えてませんでしたごめん師匠。あと袖口のフリフリ(ろくなもん覚えちゃいねえ) (花柄の少女趣味な椅子も気になります)。
ちなみに今の師匠の印象はヒゲとボインです(師匠の愛人はボインに違いないから) (ふじこちゃんくらいのボインだと予想してますから) (うっかりするとボインからミサイル飛び出しますから) (浮気なんかしようものなら周囲20km四方が焼け野原ですから)。
アレンがそんな師匠の夢にうなされて目を覚ますと、アクマに殺されるという叫び声が聞こえてきます。咄嗟に乗せてもらっていたサーカスの馬車から飛び降りるアレン。
飛び降りつつも「乗せてくれてありがとう」とお礼は忘れぬ英国紳士の心意気。最初に見たときはこの辺しか目につかなかったから、普通に「ああいい子だなー」と思っていたのですが、改めてよく見ると、ジャンを助けてアクマを倒した時の
「僕の目はごまかせないよ」とか「くそ… 本部に行く前だってのにな…」あたりの場面にちらりちらりと、拭いきれない魔王属性が見え隠れ。
ああこれが「明らかにいい子なんだけど、何かこの子気性荒そう気性荒そう気性荒そう」と私に思わせつづけたものの正体か。私はずっとこの魔王様サブリミナルに踊らされていたってワケか…!