荒廃の夏#2「夏草の線路」

2001年8月後期本部トップ絵その2。「荒廃の夏」シリーズは「赤系で夏」の他に「むだな露出」をテーマにしていますので(そんなもんテーマにする な)、草はまっすぐなのに八樹のシャツだけ風にあおられています。ミステリイ(自爆)。単に草をうまくなびかせられなかっただけです…ぎゃふん。
何というか、ふるさとは遠きに在りて想うものって感じ(は?)。いやふるさとは関係ないですが、八樹さんは遠い場所を想うとか遠い時代をなつかしむとか遠い人に思いを馳せるとか、そういう状況がとても似合うので何かそのような感じ。それはやはり彼が梧桐さんというとてつもなく遠い目標持ってるからですか。遠く遠くどこまでも果てしない(そこまで遠いのか!)。ちなみに卒業後にブラジルに渡ってしまった梧桐さんに思いを馳せるという設定にすると#1とつながります(つなげてどうする)。八樹は大学の夏休みにアメリカあたりに行って、かつてはブラジルの方に通じていた線路(廃線)を眺めて「彼は今頃どうしているだろう」などと思うわけですな。そのくせ訪ねて行ったりはしないわけですな(爆)。ただ風に吹かれて物思いにふけるわけですな!(だめじゃん)

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