■登場作品
「烈火の炎」
■わるもの分類
修羅目人間不信科クレイ
■性質
全長推定180㎝前後。20歳。虐待されて育ったため、基本的に他人を信用しない。また、相当に自虐的な性格のため、信頼している相手でも時々脅したり踏みつけにしたり故意に突き放したり殺そうとしてみたりする。本人に聞こえないところではたまに「そんな君が私は好きだ」等の素直な発言をしてくれるが、面と向かっては言ってくれないので信頼度を量るには心の裏の裏を読む術を身につける必要がある。
■特徴
ほとんどの時間を仮面を付けて過ごし、他人に表情を見せない。素顔は左頬に火傷の痕があるものの、かなりの美形。身体から炎を出し、意のままに操ることのできる特異体質。うっかり機嫌を損ねると情け容赦なく焼かれてしまう。とりわけ小馬鹿にしたような態度・挑戦的な言動・余裕ぶった行動などに過剰に反応するので、十分な注意が必要。まれに焼き方を選ばせてくれることがあるが結果は同じである。夜行性。捕獲は命を張っても99.9999%不可能。遠くから眺めるだけに留めるのが無難であろう。
良きにつけ悪しきにつけ、「自分と対等な人間関係を築いてくれる」人間に妙に弱い。はげしく対等対応な異母弟の花菱烈火は現時点での有望株。
■わるものマニア的人物紹介
約400年前火影の里に生まれ、5歳の時に現代に流された。そこで優しい養母と最悪の養父に恵まれ、ほどよく歪められて育った。まっとうな人格二割とねじけた人格八割の間を振り子のように揺れ動く男。炎術士としては天才的で、鬼神のごとく強い。向かうところ敵無し。弟の烈火以外を相手にする場合は90%以上の確率で一撃必殺、戦闘時間1秒。暗殺部隊「麗(うるは)」を率い、養父・森光蘭(こうらん)の命令を遂行する。烈火の方が潜在能力が高い(らしい)のがそれはそれは気に入らない様子で、時々憎悪を剥き出しにする。「表情のない仮面が私の顔」と言っているが、デザイン違いを何枚も持っている(しかも自分でデザインしているらしい)所を見ると実は表情豊かなのかもしれない。
■今までの罪状
殺人36件・殺人未遂11件・殺人教唆4件・傷害17件・監禁2件・死体損壊2件・器物損壊2件・放火2件・偽証1件・脅迫11件・強要1件・契約違反1件・不法侵入1件
(一部推定含む)
■わるもの度
焦点温度6000度