登場作品
「Petshop of Horrors」

わるもの分類
亜人間目動物愛護科カウント・ディー

性質
全長170㎝前後。おもに夜行性。昼間は巣の中に引きこもり、常にティータイムを楽しんでいる。基本的に人当たりが良く笑顔を絶やさないが、夜になると時に残忍な性質を現すことがあるため十分な注意が必要。不興を買うと、まれに彼の動物たちによって殺されたり叩きのめされたりする。また、人間の子供を嫌うため、例え子供でも手加減して貰える保証はない。拳法の使い手で喧嘩もかなり強いと見られる。くれぐれも見た目に騙されないこと。

特徴
女と見まごう美青年。銃で撃たれた貫通創が、数時間足らずで塞がる特異体質。「血」に力があり、不老不死の者を殺したり色々な物を召喚してしまったりするので流させないよう気をつけること。手なづけるには甘い物・珍しい動物などが有効。ただ、甘い物の好みがちょっとウルサイので気を配ること。アメリカ製のチョコレートなどは逆効果。オーストリアと日本製のものが特に有効との報告例あり。動物は饕餮(とうてつ・中国の伝説上の珍獣)レベルの珍しさでなくてはならないので、命を賭ける覚悟が必要。釣り餌は甘い物にしておくのが無難であろう。また、爪を傷つけると逆鱗に触れるので注意。

わるものマニア的人物紹介
アメリカ西海岸某州中華街・「D伯爵(カウント・ディー)のペットショップ」の若主人。実際に爵位を賜っていたのは祖父の代まで(本人談)だが、すっかり「D伯爵」が通り名となっている。本名、年齢は誰も知らない。人間よりも動物の方がよほど大切で、トカゲ一匹と映画俳優一人とではトカゲの命の方が全然重い。実際には誰とも打ち解けないくせに笑顔を振りまき、商売にかこつけてさりげに街の有力者などに根回しをするとてつもないわるもの。嫌味も恐喝も笑顔が基本。笑顔で周囲の空気を凍らせるなど朝飯前。知り合いの市警の刑事を乗せたり脅したり挑発したりと、手を変え品を変えてたびたび利用し、自分のためにタダ働きさせる。

今までの罪状
殺人5件・殺人未遂2件・殺人幇助1件・傷害3件・ワシントン条約違反16件・偽証8件・過剰防衛3件・薬物取締法違反3件・強要1件・脅迫1件・窃盗1件・不法侵入1件・賭博1件・競馬の八百長1件
(判明しているもののみ)

わるもの度
9800デシベル

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