D.Gray-man第7巻[時の破壊者] 感想
■表紙
誰このカッコイイ人(←2回目)。
と、たぶん8割くらいの読者がビックリしちゃったであろうコムイさんの表紙。
あろうことかメガネをはずしたコムイさんの表紙。
Dグレメガネキャラ代表であるコムイさんがメガネなしで表紙を飾るなんて!
と全国3000万人のメガネファンは憤慨しておいででしょうが、仕方の無いことなのです。
コムイさんは シスコンだけに 仕事が仕事だけにカノジョのカの字すらない29歳独身。
結婚なんてシスコン小姑付きのリナリー以上に夢のまた夢なのです(小姑言うな)。
そんなコムイさんにとって表紙は絶好の
「メガネとったら実は美形なんだよアピール」の場なわけなのです。
言うなればこれは表紙という名の見合い写真なのです。
小道具に赤子を使って「結婚したら子煩悩なパパになるよアピール」さえも万全です。
26歳独身無職のティキ・ミック氏が6巻表紙で普段と違うピアスをつけずにはいられなかったのと同様に、不必要なまでに気合を入れずにはいられなかったのです。見守ってあげてください。室温で2日放置したサバのような目で見守ってあげてください。
ていうか無職は余計な世話(←時間差セルフツッコミ)。
■カバー裏
正直涙がとまりません。かわいそうバクちゃん。超かわいそう。
同じ29歳独身でありながらコムイさんとの身長差25センチという悲しい事実より。
15歳のアレンさまと同じ身長というつらい現実より。
アレンさまとの膝頭の位置の違いが気の毒で涙なしでは語れません。
ああズボンの股上を長くしてウエストを高く見せたって
もって生まれた脚の長さはごまかせやしない。
あまりに激しく同情したのでバクちゃんのために勝手に言い訳してもいいですか。
■アレンさまは英国人だけどバクちゃんはアジア人
■だから脚の長さが違うのはどうしようもないんです
■背が小さいのも致し方ないんです
■同じアジア人である神田よりも背が低いことなんてこの際忘却の彼方なんです
でもそんな私の必死の弁護を、つい先ほど友人の一言が粉々に打ち砕いたのです。
「だけどバクちゃんてたしか純粋なアジア系じゃなくて
ドイツ人の血が入ってましたよね」(小説設定)
…ドイツ人めエェ!!
■『談話室』Vol.1(24頁)
担当はラビとアレンさま(強調)。
6巻の神田の「質問にまともに答えてない談話室」の二の舞を防ぐため、今巻からは二人体制になる模様です。神田のフォローなんざまっぴらごめんじゃボケェ(要約) (むしろ意訳)、と怒るアレンさまを食い物で釣って談話室を始めるラビ。
ラビの分際でアレンさまを従わせるなんてすごいぞラビ。見直したよラビ。
これから君のことは心ひそかに猛獣使いと呼ぶよラビ(理由省略)。
●ラビの女性の好み
この人見直した次の瞬間に猛獣に使われる側に回りやがった。
●リナリーへの興味
ラビもリナリーに興味をお持ちということが判明しました。
「ストライク」的な場面が全くなかったので誤解してましたが、リナリーとは初対面じゃありませんもんね。むしろ古馴染みっぽいですもんね。
古くからの馴染みなのに会うたびいちいちストライクストライク言ってたらただのバカですからね!
リナリーを相当意識している(©リーバーさん)ご様子のアレンさまは思わぬ伏兵に焦ってますが、万一この先ラビとリナリーを奪い合うような事態になったとしても大丈夫だと思いますよ。だって目の前で二人がいがみ合ったりしたらリナリーはきっとかなしみますから。それゆえリナリーには見えないところで争うことになるはずですから。
水面下の陰湿な争いでアレンがラビに敗北なんかするわけないんです
■『談話室』Vol.2(42頁)
●リナリーのチョコケーキについて
Dグレ読者の長らくの疑問が解消し、新たな疑問が降って湧きました。
↓降って湧いた疑問の例
■アレンは酔っ払うとどうなるのか
■アレンは師匠にどんな目に遭わされたのか
■むしろ師匠がアレンにどんな目に遭わされたのか
■リナリーがコムイさんのバースデーケーキの練習をしていたって、
一体いつ。
アレンさまの入団時期はミランダ編の10月9日(実際は11月8日)から逆算して7月末~8月頭くらいのハズなんですよ。でもコムイさんの誕生日は6月13日なんですよ。
おもくそ過ぎちゃってる。
というわけでリナリーは7ヶ月~10ヶ月半後のコムイお兄ちゃんの来年のバースデーに向けてケーキを焼く練習していたと予想されるわけですよ。
ああ大河ドラマもビックリの準備期間。
作中ではコムイさんのシスコンばかりが目につきますが、リナリーも相当なブラコンですNE!(←ツッコミ不可)
個人的には「コムイさんのバースデーケーキ(今年用)を失敗し、くやしくて誕生日以降1ヶ月くらい練習していた」とかだとかわいくていいと思います。
■『談話室』Vol.3(60頁)
●もしもエクソシストになってなかったら
ユウはそば打ち職人らしいです。たぶん↓こんなそば打ち職人です
■一見さんお断り
■いわゆるこだわりの店で、味に文句を言う客はたたき出される
■こだわりの店なのにメニューが天ぷら蕎麦しかない
■そばを打つところは決して他人に見せない
■こっそり覗くと鶴になって泣きながら飛び去る
途中からそば打ち職人じゃなくなったことなんて気にしない。
●ティムはしょっちゅう何かを噛んでいる
ゴーレムは生き物じゃないので何も食べないそうです。
でも歯がかゆいからよく何かを噛んでいるそうです(アレンさま談)。
アンタ時々すごく適当ですアレンさま(←様づけなのにアンタ呼ばわりか)。
生き物じゃないなら当然呼吸もしないですよね。てことはティムが吸ってるタバコの煙って
100%副流煙!!!
ああこんな迷惑な映写機見たことない(映写機言うな)。
●「ろくじゅうご」が人間なわけない件について
つまりアレですか。コムイさん(38夜トビラ)は人間以外のものにまで慕われるほどに魅力的だと(言ってません)。
■『談話室』vol.4(78頁)
●班長の「泡」
コムイさんがコーヒーと間違えるほどのコーラって
どれほどの炭酸抜けっぷりですか。
班長は炭酸がお好きらしいですが、そんなの炭酸好きとは認められませんから。
それただの甘くて茶色い水ですから。
コーラとは似て非なる物体と化してますから。
ただのしけった煎餅をぬれせんと主張するくらい認められない。
●アレン・神田・ラビの部屋
アレンさまはあの部屋にお住まいなのですね。
マテールでの初任務のすぐあと、あの部屋に移ったわけですね。
時にはララやグゾルの悲しい最期を思い出してひとり涙したりもしたことでしょう。
あの部屋で。
偶然その様子を誰かが見かけたらありとあらゆる意味でどう声をかけていいかわかりませんね。
じゅうはっさいにもなっておじいちゃんといっしょの部屋なラビにも違う意味でどうツッこんでいいかわかりません。じゅうはっさいにもなって蓮のお花といっしょ(小説設定)の神田が一番まともに思えてきましたよ(←お前の言い方がまともじゃありません)。
●アレンのイノセンス発動時の服の袖
破れてないんでまあいいかって適当な。
そんなんだから君は自分のイノセンスをよく知れてないのではないかなとか言われちゃうんですよアレンさま。
まあアレだ、きっとイノセンスパワーで破れないんですね(←どっちが適当だ)。
あるいはジャンプパワーで破れないんですね。
だってほら破れたら雑誌的に大変なことになっちゃいますから。
今は袖だけですけど、今後「身体の一部が武器に変化する」系キャラのお約束として全身にイノセンスが広がらないとも限らないですから。
そんな状態で服が破れたらジャンプが発禁になっちゃいますから。
■『談話室』vol.5(96頁)
●門番の代がわり
あんな高くて狭い場所で交代って無理ですよね。そもそも門をふたつ置くスペースがあるかどうか。あそこにもう一つ門を出したら確実に片方はじき出されますよ。
だからきっと交代劇は、師匠であるオレを倒して屍を踏み越えてゆけ型だと思うんです。つまりあたらしい当代の門番が先代の門番を
あの高さから崖下に突き落として交代するんです。
ああ残酷(おまえの頭がな)。
■『談話室』vol.6(114頁)
●ラビの好みのタイプ
「人妻」よりはマシとフォローしておきます(フォローなんだそれ)。
ていうか10~40歳ってなにその許容範囲。なにその四半世紀を超える幅。
私がもし男だったらラビにだけは絶対エロティックな本とか借りたくありません
危険区域が大きすぎる。
●にらめっこ
ラビ必殺顔は58夜のガラスの仮面チックな表情でお願いします。アレンさま必殺顔は58-59夜のはにわチックな表情でお願いします(それ表情じゃないから)。
ちなみにはにわを見て笑うと末代まで祟られます(←勝手に)。
■担当Y氏まんが(186頁)
「何者にも動じない凍てつききった心 Y氏」と「これでも妻もちY氏」に
横隔膜がひきつりました。
つかこの仕事場の描写、
なんでこんな人外魔境みたいなんですか。