D.Gray-man第4巻[元帥の危急] 感想
■総評
アレンさまと対アクマ武器のシンクロ率が83%ならば(第1巻参照)、
ラビとのシンクロ率は150%くらいなんじゃないかと思った第4巻。
ちなみに神田さんと六幻のシンクロ率は50.2%です(←勝手に)。
ああ片想い感満載のギリギリ過半数。もはや1議席もおとせやしないんです(議席?)。おとしたら与党の座を追われて新政権が誕生しちゃうんです。
だから神田さんはいつも六幻のご機嫌をとるのに必死なんです。必要もないのに語りかけるんです。それゆえ他の人に心を配る余裕なんかないんですうっかりモヤシとか暴言吐いても許してあげて。
4巻以降のアレンさまの黒さを見るにつけ、近い将来神田にブチ切れて
(コムイ特製)手袋を投げつけて決闘申し込むんじゃないかとハラハラしますよ。
それはダメですから。
局内での私闘は切腹ですから(←組織違うから)。
■表紙
誰このカッコイイ人。
とか思ってごめんなさい。いやラビだってわかってる。
わかっててなおかつ思ってごめんなさい(おい)。何だよチクショウかっこいいなあ。タレ目のくせに。裸団服のくせに(裸団服言うな)。
本誌センターカラー時より髪がかなり赤くなってますね。トンカチ標準装備と相まってどうしてもクロス師匠を思い出します(師匠は別に常時トンカチを持ち歩いているわけではない)。
アレンが他と比べてラビには妙に愛想がないのは吐き気がするほど苦手な師匠を思い起こさせるからじゃないですか。初対面の時も赤い髪=師匠と同じ=人でなしというネガティヴ連想が働いちゃったんじゃないですか。
そんな思考を一生懸命打ち消して、どうにかこうにか無表情を保って挨拶をし返したというのに、しばらく経ったら今度は巨大なトンカチとか持ち出してきやがってテメエ一体何のいやがらせだ、という気持ちでいっぱいになっちゃったんじゃないですか(なってません)。
■カバー裏
カバーはラビ、という予告を見て「ブックマンは?」と内心で激しくツッこんだファン(おもに私)にやさしいカバー裏。みんなもカバーをめくってみれば
危険な男・ブックマンの魅力のトリコとなることうけあいさ♥(ありえません)。
背中にしょったラビがかわいくてたまりません。ああ首もげそう首もげそう。
そんな危機感あふれるかわいさ。3巻カバー裏のちょうちょうコムイさんにも匹敵するかわいさです。
※ちょうちょうコムイさんがお持ちのかわいさ → 手足もげそう。
■描きおろしカラーイラスト
アレンさまとティムと、(羽根黒いけど)天使と死神と太陽かな。なんか宗教画のようですね。
と(主にアレンさまに)見とれていたら
天使と思ってた右上のコレ千年伯爵かい!!
宗教画というのは取り消します。エッシャーのだまし絵でおねがいします(お願いされても)。にしてもアレですか。表紙のラビといいこのアレンさまといい、
黒の教団では現在裸団服大流行中ですか。裸団服の会(年会費4000円・会報年6回発行)とかあるんですか。神田が名誉会長で。
会報には裸に団服を羽織っても風邪をひかないアイデアが世界各国の会員たちから寄せられているわけなのですか。エジプトの会員の意見をアラスカの会員が参考にして痛ましい事故が起こったりしているのですか(起こりえません)。
■ラビ・プロフィール(24頁)
177cm68kg。アレンと並べて見たときそんな大きく見えなかったんですが、もしかしてアレンが成長してるのか。それともこれは髪の毛まで含んだ身長なのか(←あんまりです)。
うっかり神田とかコムイとかを基準にすると重く感じますが、むしろアレンとラビの方が標準で神田たちが痩せすぎなんですよね。普通(むしろ理想体重)なのに重いとか言われているアレンが不憫でなりません。もしラビも重いとか言われたらやっぱり不憫がる方向で。
そして獅子座のO型。
O型?!
確実にBだと思ってたのに(どういう意味だ)。
ブックマンと血がつながっているのかどうかがとても気になっているのですが判明しなくて無念でございます。国籍からも血液型からも判断がつかない…!
■ブックマン・プロフィール(42頁)
心待ちにしていたよジジイ!(それが心待ちにしていた台詞か)
88歳! おめでとう米寿!(おちつけ)
誕生日がラビと5日違いなので、間をとって8月7日か8日に合同誕生会とかやってると可愛いと思います。
つか目の周りのアレってメイクだったんですか。そうか…そうなのか…。
ブックマンをラビが継いだあとはその後のライフワークとして
『10年若返る 魅惑のパンダメイク』
とかいう本を執筆する心算なのですね。やだ買っちゃう(マジでか)。
■『談話室』vol.1(60頁)
●アレン・ララ・神田・リナリー・ラビ・ブックマンで腕相撲
いやイノセンスは明らかに反則だろ(←渾身でツッコミ)。
しかも左で勝負されたら右利きの相手はそれだけで不利じゃないですか。
なにこの子埴輪みたいな顔して恐ろしい子!(別にいつも埴輪みたいな顔してるわけではない)。
ちなみにフェアに右手で勝負したら
ララ(怪力)>アレン=ラビ>神田>ブックマン>リナリー(足技専門)
てな感じかなあと思いますが(ブックマンの位置づけが予想つかない…)、
実際勝負したらラビが最下位のような気がします。だってラビとララ以外の全員が何かしらこすっからい手で勝ちに来そうな雰囲気満載なんですもの(酷)。
■『談話室』vol.2(78頁)
●神田のモヤシ呼び
「ホント失礼ですよね、あのポニーテール」
いやポニーテールは悪口じゃないと思うのアレンさま。主人公でありながら割合ソツなく色々こなしちゃうアレンさまですが、残念ながら歴代ジャンプの主人公が高確率でお持ちの
あだ名つけの才能
には恵まれなかった模様です。たぶんDグレ内でその才能の片鱗を覗かせているのはリーバー班長くらいのもの(例:「この巻き毛室長」)。神田さんは自分自身のひょろひょろっぷりを棚に上げてアレンをモヤシ呼ばわりしている時点でアウトです。
お前が人のこと言えんのかと言い返されちゃうようなネタじゃまだまだなんです。それじゃまさに諸刃の剣なんです。ああ他人に向けた刃で自らも傷つくこの矛盾(黙れ)。
「僕のどこがモヤシだってんだ」とお怒りのアレンさまですが全くその通りですよ。
ありえませんよこんな図太いモヤシ(ええー)。
で、右上のおもちゃのアヒル(×2)は誰が持ち込んだんですか。
神田ですか。
湯船にそっと浮かべて友達いない寂しさを紛らわせているのですか。
時にはアヒルに語りかけちゃったりもするのですか。運悪くその瞬間大浴場に入って行った人は機密保持のために消されちゃったりするのですか(待て)。
彼らには世界のために消えてもらうのですか(待てつってんだろ)。
■『談話室』vol.4(136頁)
●アレンと神田の好みのタイプ
「エプロン姿の女の人っていいですよね」
全面的に同意します(←超笑顔で)。
でもお前アレだろ女の人っていうより作られてる食べ物の方にときめいてんだろという脳内ツッコミをどうすることもできません(どうにかしろ)。
「神田は蕎麦の上手な人なんじゃないですか(適当)」
本誌のキャラ関係図で アレン→神田 は「苦手」になっていたわけですが
これって苦手って言うの。
●彼女はいるんですか?
「神田は六幻が恋人なんじゃないですか(適当)」
ねえこれって苦手って言うの(←二度目)。
敵愾心って言うんじゃないの。
問われてもいないのに引き合いに出して叩いたよ?
神田さんが聞いたら怒りますよ。目をカッて見開きながら
オレと六幻は恋なんて言葉で語りつくせるような安い間柄じゃねえとか言いますよ(ありえないから)。
●ジェリーさんの料理
色気より食い気か…(遠い目)。
ていうかお前男女問わずエプロン姿で料理上手でさえあればいいんじゃねえかという脳内ツッコミを以下同文。
■『談話室』vol.5(156頁)
●リナリーのミニスカ
「男はみんなミニスカートが好きです」
ものすごい軽やかにミニスカ好きを認めた…!
ああすごいよアレンさま、この発言でDグレ男性読者の8割は味方につけたよ!(そんなにか) (ちなみに私はもともと味方ですから) (しかしこの発言でより一層味方になったのも事実)。
本来はロングスカートにスリット派ですが感動のあまりミニスカ派に転向してもいいと思いました(勝手に転向してろ)。
●バレンタインチョコの数
こういう時や人気投票の時、主人公が一番だとすごく安心するのはどうしてだろう(笑)。
そしてこの文章内の(ニコ)は、流れ的に普段の笑顔だろうと推測できていながら
脳裏にアレンさまの黒い笑いしか浮かばないのはどうしてだろう。ああだって最初の質問のインパクトが強すぎたんですもの。
腕相撲だろうがチョコの数だろうが僕は神田ごときには負けませんよとか、あらぬ幻聴が聞こえそうな勢いなんですもの。