週刊少年ジャンプ第35号
■D.Gray-man
■今までのあらすじ
愛しの千年公のため、この世のどこかにあるという伝説の第二ボタンを捜し求めるティキ子。それさえあれば世界中の男どもをかしずかせることができるという。
そしてティキ子が千年公から受け取ったボタン所持候補者のリストには、ノア家と100年争い続けているウォーカー家のひとり息子(養子)、アレンの名前が。言葉巧みに彼の第二ボタンを奪おうとするティキ子だが、生真面目なアレンは取り付く島もない。
業を煮やしたティキ子は、ついに実力行使に…!
■あらすじその2
昼は蝶々の飼育とイカサマ賭博が趣味の目立たない瓶底メガネ、夜は美少女戦士というふたつの顔を持つ女・ティキ子。
今回の任務は女学生に変装し、とある人物の関係者を殺して回ること。
得意の変装術と必殺技オブジェクト・ペネトレーション(激直訳)で今日も華麗にターゲットのハートを一撃♥
26歳のティキ子が女子中学生を演じるのは無理ありすぎなんじゃない、なんてツッこむ輩は月にかわっておしおきよ♥
↑今週の悲しい展開に堪えられない方(自分含む)用のエセあらすじ(部分的に合っている)。さあ現実から逃避されたい方はどちらでも好きな方をお選びになって(無理です)。
そんな感じで
ティキがアレンの第二ボタンを奪いました(やかましい)。
イノセンスを破壊して。心臓に穴を開けて。
アレンさまはクロちゃんのようにイノセンスの力が全身に及んでるわけでも、神田みたいに怪我の治りが速くなるおまじないをしているわけでもないですから(おまじない言うな)、左手と左目以外は普通の人ですから、普通の人は心臓に穴が開いたら数秒で即死ですから、
やっぱ普通に即死ですよねこれ。
…わかってた…わかってたけどさすが星野節…ジャンプの王道を制限速度200kmオーバーで逆走しやがるぜ…。
ご都合主義と主人公特権などくそくらえとか言わんばかり。
しかしいくらなんでも死にっぱなしはないと思うので
■左目の呪いの力で復活する
■ティキが壊したと思っていたアレンのイノセンスが実はハートで、ティムみたいに復活する
■(その後アレンもイノセンスの力で復活する)
■リナリーが悲しみのあまりアレンをアクマにする
■実はこの物語の主人公はクロス師匠で、今までのアレンの話は師匠が弟子の敵討ちの
■旅に出るまでの壮大な序章だった
………星野先生のことですからきっと黄泉がえりには死よりも高い代償がつくことでしょうがあのホント3番は勘弁してください。
それでふたりでひとりとか言われても全くときめかないですから。
あと4番はたぶん少年ジャンプじゃセクシーすぎて無理ですから(マジでか)。
(希望をこめて)死にっぱなしはないと思いますが少なくとも来週は死にっぱなしな予感満載。
それで合併号休みの間、読者をやきもきさせようという計算に相違ないですよ。
しかも来週は話数的に6巻に収録される最後の話なので、コミックス派も10/4から2ヶ月もれなくドッキドキというわけですよ。
ああならばその計算に踊らされてやろうじゃねえか。
でも星野先生はワルツかタンゴをご所望なのに、私ひとりで阿波踊りしてるみたいなんです。昔は他所の感想と内容かぶったりしてたんですが、最近かすりもしないんです。
ていうかどうして誰も第二ボタンにツッこまないんですか。
重要なポイントじゃないですか。少女漫画的には(少年漫画です)。
■ワンピース
さすがルフィ。そしてチョッパー。
伊達に三バカの一角を担ってないぜと言わんばかりにそげキングを新キャラ認識。
それでこそお前らですよ。ていうかウソップ帰ってきてくれ。
むしろウソップが船を下りてそげキングが謎のヒーローとして仲間に入る、とかでも一向にかまわないんだ。ちなみに船員としての彼の役割は
■かっこよく横文字の必殺技を使う
■人々(おもにチョッパー)のあこがれの的になる
■正体を秘密にする
■むしろどこの誰かは知らないけれど誰もがみんな知っている
などです(それ役割っていうの)。
「マントヒヒもヒーローなんだ」
そうかもしれませんね。何せ奴らときたら顔の色があざやかな赤と青という体たらくですからね。戦隊モノでいうところのレッドとブルーを併発ですからね。熱いハートとクールな頭脳を併せ持つとでも言いたげなんですよ(言ってません)。
ていうかそれはマンドリルだ(時間差ツッコミ)。
■アイシールド21
ついにモン太が鉄馬に逆襲!
「キャッチの最強だけは! 譲れねぇんだ!!」
熱いぜモン太! キャッチしてないけどね!
まあそんな細かいことはどうでもいいんですよ(いいのか)。
欲を言えば鉄馬の心情描写的なものが事前にあればもっと燃えたかもしれないなとか。
現状だとこう、苦心惨憺してついにライバルに一矢報いたぜ! というよりは
なんかよくわかんないけどすごい勢いでこっちに迫ってくる巨大ロボの進路上に置き石をして転覆させたぜ! 的爽快感なんです(置き石程度で転覆する巨大ロボってどうよ) (しかたないんです) (頭が重いんです) (だってすっごい人工知能がつんであるんですもの) (ていうか実はそれほどたいしたこともない人工知能なんですけど科学力が足りないために巨大にならざるを得なかったんです) (ああ酔ってもないのに千鳥足) (つかそんな足りない科学力で巨大ロボって以下同文)。
ああどうしよう。だから無機物を倒すより人vs人、信念vs信念の方が燃えるよね! という主張を展開するつもりだったのに
だんだん巨大ロボの方が愉快な気がしてきた。
■BLEACH
ひよ里という性格の悪そうな子が出てきました。
がしんたれってどこの言葉かと思ったら河内弁だそうで。意味は「能無し」らしいです。
そんな地方色豊かなひよ里さんは平子を脱いだ草履でおもくそひっぱたいてます。なんでわざわざ脱ぐの。アレですか。ただ蹴りや平手をくれるより
その方が一層屈辱を与えられるとかそういうのですか。
地方色的に。もしくはひよ里さん的に。まあただ平手で打たれるよりも
札束で頬を打たれる方が屈辱的ですものね(そういう状況なんだアレ)。
そしてそんな屈辱を与えつつ文句があるならいつでもベルサイユへいらっしゃい! とか言い捨てるわけなのですね(言い捨てません)。
■みえるひと
バットとパジャマとサングラス、というサブタイトルを見ると、毎朝見かける東京メトロのポスター 「花火とサンバと阿波踊り」を思い出さずにはいられません。
ちなみに花火→カンテラ法師、サンバ→ひめのんorエージ、阿波踊り→明神
でおねがいします(やめろ) (特に最後)。
明神さんがかけつけて(つか駆けつけんの早!) ひめのんとエージを守ってめでたし、なのかと思ったらちゃんとエージにも見せ場があったのがいいですね。
「大技撃ちすぎて気持ち悪くなってきた」って走り回りすぎて吐き気してくるみたいなモンでしょうか。なんか妙にリアル。しまいにはわき腹痛くなってくるのですね。ラストの明神さんはわき腹の痛みをこらえつつ一人をおぶって一人をひきずってがんばっちゃってるわけなのですね(違)。家賃のために(おい)。
しかし入居一日でこのザマでは一ヶ月分の家賃をもらうまでに何回戦わねばならないことやら。ていうか家賃が欲しいならまず幽霊を追い払うところから始めろ(←話そのものが始まらんわ)。
■銀魂
岡田似蔵さんは鼻も耳も勘も獣並に利くようになったとか言いながら、剣客の命である刀の重さの変化には気づかない不思議ちゃんでした(不思議ちゃん言うな)。
うんでも仕方ないですよね。獣の手はものを握るようにはできてないのですから(←フォロー)。あるいは銀魂ワールドの刀はファンタジック技術により、天使の羽毛のような軽さを実現しているのですから(マジでか)。
つか似蔵は盲目だったから煙幕が効かなかったのですね。
盲目であるがゆえに「お鼻スッキリ」さえあれば吸い込んだ煙もキレイさっぱり、って
思うかアァ!!(←結局ツッコミ)。
■デスノート
パパンの髪がますます白く。
なんだか不吉なものを感じてしまいます。今にも死にそうな。
「この髪の最後の一本が白くなったとき、私の命も終わるの」とか言いそうな(どこの最後の一葉ですか)。ちなみにその場合、パパンが寝ている間に部分染めをしてごまかしますよ。松田が(ライトは何もしません)。
あるいは「燃え尽きたぜ…真っ白によ…」とか言いそうな。その場合も場外から「立て、立ち上がれジョー!」とか声援が入りますよ。元アフロから(ライトは何もしません) (ていうか誰がジョーだ)。
まあパパンの今にも死にそう感は昨日今日始まったことじゃないですけど。
ぶっちゃけ発作で倒れた4年前からずっと今にも死にそうだったんですけど。
その常時ラストシーンを背負っているかのような哀愁が7歳も年下の幸子を射止めた秘訣だとでも言うのか(言ってません)。