週刊少年ジャンプ第19号
■D.Gray-man
先週、牛乳瓶底メガネの君(二人目) (一人目は科学班の人)がけっこう思わせぶりに登場したので、意表を衝いてアレンが賭けに負ける展開もアリかななんて思っていたのですが、
思ってすみませんでした(平伏)。
もはやトビラ絵からして敗北なんて有り得ませんでした。
誰この帝王様。
今にも余の辞書に不可能の文字は無いとか言い出さんばかりですよ。さもなければ文句があるならいつでもベルサイユへいらっしゃいとか言い出しかねませんよ(それは無い)。
そんな支配者オーラ満載のアレンさまは、冒頭から瓶底メガネ以下2名を満面の笑みですってんてんにしてしまってます。それもイカサマで。
アレンさまは英国紳士なのでイカサマなんてしないと思っていたのですが、相手が仕掛けてきた場合はOKみたいです。ビバ専守防衛。
右の頬を打たれたら全身めった打ち。
ていうか打たれた頬さえ隣人の頬、そんな専守防衛(そんなの専守防衛じゃない)。
「(フッ)チョロイな」
って、アレイスター様じゃないけどスゴイよアレンさま(いろいろな意味で)。
当のアレイスター様はアレンの勝ちっぷりに素直に大喜び。
彼の持つ純粋さ・白さがきわだちます。おもに色の対比効果で(←まわり(の一部)が黒いからより白く見えるなんてひとことも言ってやしませんよ?)。
「博打なんて勝ってなんぼ…容赦はしません
「あっちだって3人グルでやってんですからおあいこですよ」
あいこって言った。
この人竹槍に戦車で反撃しながらあいこって言った…!
ああラビも真っ青の黒さ加減。
博打時限定の黒さのようで、勝負がついた後は元に戻ってますが。黒さの反動かいつにも増して爽やか紳士モードに(大きな世話)。
↑たぶん車の運転させても人が変わるタイプだと思います。
ブレーキなんか必要ないんです。そんなもの踏んでたら追っ手を振り切れないんですもの(え)。男はいつでも全力疾走なんですもの。
ぶつかりそうになったら片輪走行で切り抜けるんです(また勝手に)。
さて、瓶底メガネの正体は以前チラッと登場したノアの一族のひとり(イケメン泣きぼくろ)でした。『メガネを取ったら美形説』がまことしやかに囁かれていましたが、まあ確かに美形ではあったのですが、メガネを取るどころの騒ぎじゃなかった。これ皮ごと取れてない? むしろ丸ごと取れてない?(何かが)
ティキ・ミック卿。
予想外にカワイイ名前です。キャメロット嬢といい、ノアは可愛い名前多いですね。あのやたらにゴッツイ人も、実はローズマリーとかいう名前なのですね(やめろ)。
ティキの仲間3人は普通に人間ぽかったですが、仲間のフリしているのか本当に仲間なのか気になります。後者だったらまた悲劇の予感。
ティキに反駁する伯爵の台詞が衝撃的で声も出ません。
「太ってませン♥」
マジでか。
貴方が太っていないというならティキなんか骸骨ですか。
アレンもラビももれなく骸骨ですか。
むしろ人類みな骸骨ですか。
伯爵の奏でる人類終焉の戯曲はホネホネロックというわけなのですか。
■アイシールド21
ヒル魔さんと栗田さんとムサシの中学時代~高校一年時。
三人の中ではムサシしか若返っていないように思います。
しかも一人ですごい若返りっぷりです。少なく見積もっても40歳(現在)からちょっと老けた27歳(過去)くらいまでは若返っちゃってますよ。13年分も若返っちゃってますよ。なんて臆面もないぬけがけ(違)。
逆に言えば過去~現在の間に13年分年食っちゃってるわけですが。
たった一年の間に。
きっと苦労などという言葉では言い表せないほどの辛酸を舐めたのですね。でも大丈夫。フィールドに戻ってくることさえできれば、夢を追うよろこびでいくらか若返るはずなんです。ああまさに究極のアンチエイジング。
10年後も生き生きとハリのある肌のためにアメフト部に入ろう(←うつった)。
■ワンピース
「カラテやれよ」
「股の間からなんか注意されたの初めてだ」
と、サンジさんが予想外のご活躍(おもにツッコミ方面で)。
中でも↑の二つが秀逸だったと思います。CP6のジェリーさんも良いボケでしたが瞬殺。
海列車の各車両にはそれぞれ中ボスがいて、後ろから順に強くなっていくそうです。
なんですかその聖闘士★矢的舞台装置。
しかもそんな黄金十二宮的舞台にひとりで挑戦ですよ。ああひとりぽっちのデュエット。
一両ごとに友の屍踏み越えても行けやしない
(聖闘士★矢だってそこまでの頻度で踏み越えてない)。
■銀魂
松平のとっつぁんの娘、栗子が登場。
■とっつぁんの娘とは思えない可愛さ
■露出したふともも+ニーソックス的なもの(おそらく地下足袋) (マジでか)
■語尾でキャラづけもばっちり♥
と、えげつないほどの人気取りっぷり(そうなの?)。
先週の『ヒロイン語尾キャラづけ争い』は、実は栗子ちゃんの『~でございまする』というありえない語尾を「あ、でも『ニャンボワザァ』よりはアリかな」、と読者に思わせるための罠だったんです。大人って狡猾。
■BLEACH
ギンの「あの子が横通るん無視しました」が何かの伏線だといいな。
むしろ裏切りの前奏曲だといいな。ちなみに前奏曲と書いてプレリュードと読む、そんな方向で(どんな方向だ)。
惣右介様はそんなことは気にも留めず、一護と恋次のタッグをも瞬殺です。
あろうことか一護の卍解を指一本で止めるインフレっぷり。
一護って斬魄刀百万本分のパワーを片手で止めてませんでしたっけ(しかも始解)。
つまりアレですか、惣右介様の左手ひとさし指>斬魄刀一千万本分くらいってことなんですか。
なにこの超インフレ。
もはや屍魂界経済破綻状態じゃないですか。
きっと今はパン一斤買うのにもスーツケースに一杯の札が必要。
100万ドルの夜景なんて紙くず程度の価値もありゃしないんです。何せあまりのインフレで1,000,000,000,000,000ドル札とかが発行されてるしまつですから(え)。