週刊少年ジャンプ第18号
■D.Gray-man
↑いえ本当にこれに似てるなんて思ってやしませんよ。
だってボインは普通の★マークだけどアレンさまのはさかさまの★ですもの。
むしろボインとは対極の存在ですもの。
さかさまの★でありながらボインとニアリーイコールなのはエリアーデ嬢くらいのものなんです(健全サイトの分際でボインボイン言い過ぎです)。
そんな傷の濃くなった左眼は、相当パワーアップしちゃったようです。
■適応範囲は半径300M程度
■障害物があってもアクマを探知できる
■自分の意志で左眼を操作できる
つまり今まではこれと逆だったわけなんですね。
見た感じで探知範囲はせいぜい10Mかそこらっぽいなと思ってはいたんですが。範囲狭!とは思っていたんですが(そこまで思うな)。黒電話だってもう少し広範囲の音を拾うよアレンさま! とは思っ(以下同文)。
以前トマに化けたアクマが近くにいたのに探知に時間かかったのは、その前に立ってた神田がおもくそ障害物になっていたからだったのですね!(笑←笑うな)
ラビからアレンの左眼のことを聞いたコムイさんは、その眼が「伯爵の癇に障るかもね」とめずらしく真面目に心配しています。
「厄を呼ぶかもしれない」
この上さらにですか。
吸血鬼編でもあの人、ただ汽車で旅してただけなのに見ず知らずのぽっちゃりタイプ(←ひかえめな表現)の殿方に引き倒されて縛り上げられて吸血鬼退治に駆り出されましたよ。迎えに行ったラビまでもれなく巻き添えの厄の呼びっぷりですよ。
神田さんよりよっぽど災厄招来しちゃってますよ?
しかも駆り出した村人たちにも化物呼ばわりされて涙がとまりません。
見損なったわ村長さん!! と言いたいのはやまやまですが、アクマを信じない村人から見たらアレイスター様は相変わらず9人殺した吸血鬼だから仕方がないのか。
しかし納得がいきません。アレンとラビとアレイスター様が化物で、
師匠は普通の旅人扱いな所がおもに納得いきません(理由省略)。
コムイさんの心配と連動するように、リナリーも不吉な夢を見ています。
ていうかミニスカで体育座りは反則ですリナリー。そりゃあアレンさまもショック死するってもんです(ショック死なんだアレ)。美少女のミニスカ体育座りなんて15のこわっぱには刺激が強すぎますから(こわっぱ言うな)。
リナ嬢・ブックマン組を追うアレンたちは、落ち込むアレイスター様を慰めつつ再び汽車の旅。ラビはなぐさめてるんだか微妙ですが↓
「いいじゃん 帰れんでも。男は胸に故郷がありゃいいんさ」
「くさっ」
前々から思ってましたがアレンてラビには容赦ないですよね。
何かこう、性格的に合わないものでも感じてるんでしょうか(笑;)。ラビの方は結構考えてくれているようなのに。アレンにわからないところで。今回もアクマの魂が見えてしまうアレンの気持ちを慮ってくれていたのに。アレンの知らないところで。
ああコミュニケーションはキャッチボール。壁に向かってボールを投げても何もつたわらないのです。
神田さんのように直球ストレートを顔面にぶちかますか
リナリーのように危険球スレスレのインコースを突いてくるか
コムイさんのようにボールそのものが爆弾
とかじゃないとつたわらないのです(どうして普通のボールが存在しないの)。
■アイシールド21
石丸大活躍。石丸大活躍(←2回言う)。
どうしよう我らが石丸に14行も台詞があるなんて! 彼がこんなに喋ったのなんて第3話以来じゃないですか。128話ぶりじゃないですか(大きな世話)。
「勧誘しながら気絶した!」
とモン太たちにツッこまれてますがそんなことありませんよ。
気絶しながらもなお勧誘したというのが正解なんです。これは一流の営業マンだけが持つ離れ業なんです。そんなわけなので石丸さんには将来営業職についていただきたいと思います。
そしてもりもり売ればいいと思います。高級ひざサポーターと高枝切り鋏を(なにその微妙なラインナップ)。
■BLEACH
惣右介様は「潰さないように蟻を踏むのは 力の加減が難しいんだ」とか「君の知る藍染惣右介など 最初から何処にも居はしない」とか黒台詞満載で恋次さんを攻撃。
台詞はけっこう好みです(一部の文字が不自然に強調されてるなんて気のせいです)。
ああこのどうしようもない小者感さえ消えてくれたら惣右介様。
だってあんたメガネの上に天然パーマじゃないですか惣右介様。
銀魂第1話のタイトルは天然パーマに悪い奴はいないだったんだよ惣右介様(関係ない)。
大物感をセルフ補完すべく無理して様づけしてみたって何の解決も見ねえよ惣右介様。
そんな惣右介様に手も足も出ない恋次さんは、とうとう一護に助けられてしまいました。しかも「助けに来てやったぜ」ではなく「手伝いに来てやったぜ」と
武士の情け感あふれるあたたかい言葉つきです。
恋次…!(←涙にむせびながら)
仕方がないってわかってる。
だって彼は カマセ犬の星の下に 薔薇の運命[さだめ]に生まれたんですもの。気高く咲いて美しく散らずにはいられないんです(散ってません)。
■ワンピース
トビラ絵連載でMr.5が食している肉は、
鼻クソ爆弾によって焼かれたものなのかなあ
と思うと恐ろしさで夜も眠れません(勝手に起きてろ)。
先週何しに来たのか微妙だったサンジは、ナミさんに書き置きを残して海列車に乗り込んでいました。書き置きの前半(というかむしろ本文全部)は、ナミさんにムダなラブレターと一蹴されます。そればかりか用件内に記したラブちっくな一文すら
台詞の吹き出しで駆逐される徹底ぶり。
ああサンジさん今週もアホっぷりと虐げられっぷりを遺憾なく発揮です(出てすらいない所で)。そしてあっという間に密航がバレるへたれっぷり。大丈夫なのか。
「ひとまずロビンにはサンジ君がついてる!」
というナミさんの台詞が却って不安を煽る勢いなんですけどどうしたら。
いや大丈夫。大丈夫。ロビンにはロビンがついてるさ。わあすごい安心感(おい)。
■銀魂
ヒロインは本命お登勢さん・次点お妙さんでお願いします。
お登勢さんが本命ヒロインなのは当然のこととして(おもに私の中で)、お妙さんを推す理由は「私が好きなのは私だけよ」という台詞にいたくときめいてしまったからです。決してチャイナ娘強化月間スタイルが可愛かったからではないのです。
ジャンプ史上最低の主人公(アオリ)と
ジャンプ史上最凶のヒロイン。
すばらしいじゃないですか。まさに割れ鍋に綴じ蓋(それすばらしい例えじゃないから)。
むしろ五十歩百歩。