ツッコミ所がちがう

週刊少年ジャンプ第07号

D.Gray-man
↑眠る時には身体を丸めて帽子の中にすっぽり納まるわけですよ。
まるでカタツムリのごとく(やめろ)。
村長さんの体格では到底無理のように見えますが、ものすっごく身体を丸めれば可能なのです。友情・努力・勝利で不可能を可能にするのが少年ジャンプですもの(3大コンセプトもそんな不可能は可能にしたかねえだろうよ)。

そんな感じで村長さんがずっと被っていた帽子が気になってしかたなかったのです。だって仕事用 だからこんな微妙なデザイン なのかと思いきや、黒服に着替えた後も帽子だけはそのままなんですよ。フォーマルな服にファーストフード店員用の紙の帽子合わせちゃってる明らかにオカシイよそれ。ような違和感。何かこだわりでもあるのですか。帽子の「f」は「FOOD」のfだと思ったのですが実は違うのですか。

昔、身分違いで涙ながらに別れた恋人「フランチェスカ」の頭文字とかなのですか。

19歳の時に「私は貴方と一緒にはなれないけれど、どうかこれを私だと思って…」と、頬を恋の涙で濡らしながらフランチェスカに手渡されたおもひでの帽子なのですか。なればこそどんな時もかぶりつづけておられるのですか。どんなときも僕が僕らしくあるために(知らないよ)。

さて、先週汽車に乗り遅れてどうなるかと思われたアレンさんですが、早いうちに皆が気づいてラビが戻って来てくれました。正確には如意棒を持っていたばかりに戻ってくる羽目になりました。

リナリー・ブックマン・ラビ・アレンというメンバーからアレンを抜くとラビがヒエラルキーの最下層になってしまうんですね。
ラビの立場が弱いわけではなくリナリーとブックマンが(以下略)。ラビは普通だと思うんですよ。たぶん神田さんと、神田さんの兄弟弟子(×2)の間くらい(なにその微妙な普通度)。
だからもし神田チームと合流でもしていようものなら、神田の兄弟弟子のどっちかがアレンを迎えに行かされていたはずなんです(立場の弱さ的に)。

わあなんて華のない展開

アレンさまと弁当屋兼村長のゲオルグさんしか華がない(村長も華なんかい)。村長なのに弁当屋ってドキドキしませんか。なんてアットホームな町

でもそんなアットホームタウンの人々は、恐ろしい吸血鬼に悩まされていたのです。深刻な悩みを抱えているようにはあまり見えないコミカルなノリが良い感じ。具体的には心理カウンセラーに相談にきた人が、自分の悩みを熱をこめて話すあまりうっかり手刀で机を叩き割っちゃったくらいのノリ(本当に良いと思ってんのか) (ていうか手刀は明らかに確信犯じゃねえのか)。

村長が吸血鬼の話をしているところに、またも突然出現するラビ(樽の中から)。この人そのうちアレンの机の引き出し辺りから出てき始めるんじゃないですか。
タイムマシンに乗って(漫画違います)。

そして「おまえの運の悪さでは将来自分が不幸になるばかりか子々孫々にまで迷惑をかけるから、そのどうしようもない運命をオレが変えてやる」みたいな筋のことを言うんじゃないですか(←筋だけは合っている) (そんな夢も希望もない物言いのてんとう虫コミックスがあっていいと思ってんのか)。

リナリーたちと連絡をとって、吸血鬼退治に向かうアレンとラビ。吸血鬼を信じているリナリーが愛くるしいです(←もはや『可愛い』とかいうレベルを超えた)。「コムリンてコーヒー飲めるの?」以来の天然ボケです。「吸血鬼の人」って言い方もかわいい。吸血鬼って時点で人じゃないから!(笑)

そんな彼女の言動のあとでは「今どき吸血鬼なんて」とか言ってるラビとアレンがすれっからしに見えます(えー)。吸血鬼伝説は確か15世紀くらいからあったので19世紀末ともなれば時代遅れなのか。しかし信じてはいなくとも城の不気味さにだんだんビビってくる二人(笑)。
城内から色んな鳴き声が聞こえてきますが

「ブチャッ」
「ボボボボボ」

の二つは鳴き声としてあからさまに変だと思います。何の声だよ
二番目は多分首なしライダーだと思うんですが。環状七号線を暴走中に、歩道橋に頭をぶつけて首が飛んだ人の霊なんですよ。声というか音はバイクの排気音なわけですよ。どうやってバイクに乗った人間が地上3メートルの歩道橋に頭をぶつけられたかなんてことは、気にするまでもない些細な問題なんですよ。

アイシールド21
扉絵>石丸さんがいなかったのが残念です。ぜひセナとキッドの間あたりに小さく出演していただきたかった。ちょうど「チームは違えど、目指すは一つ」のアオリ文がかぶさって見えなくなってしまう辺りに、狙いすましたように位置していただきたかった(何が狙いなの) (でも石丸の愛で方として正しいと信じてる)。

そんな妄想に目を眩ませつつも本編の石丸さんの活躍を見逃したりはしませんヨ。果敢に突っ込んではみたものの、相手にさわれもせず吹っ飛ばされる心意気(心意気なのかそれ)。己のチームがいかにボコボコに負けたかをカラーページで滔々と説明する鬼兵氏の心意気とともにわが胸に深く刻まれました(←涙に頬を濡らしながら)。

ワンピース
空島で船を直してくれたのは妖精さんでした。マジでか

あれをずっとMr.2・ボン・クレーだと信じていたこの純情をどうしてくれよう。
こともあろうか、扉絵連載に登場しないのもそんな再登場を踏まえてのことだと思い込んでいたこの慕情を(もう黙れ)。
だめですかボン・クレー説。彼も白鳥の妖精さんですから(私的に)、妖精つながりで手を打ってはもらえませんか(ありえない)。

BLEACH
白哉兄様は巨大な卍解がお好みなご様子ですね。ご自身の卍解も桜並木のごとく、一面に広がってしまってますものね(たぶん新宿御苑クラス←1500本)。花の少ない季節には、卍解すればいつでもお花見気分が味わえます。ああ風流人(違)。

そんな兄様は一護の卍解の小さな刀身がよほどお気に召さないらしく、一護がほとんど喋っていないというのにひとりでまあ文句を言う言う
BLEACHにおいての多弁は瀕死を意味するというのに。
(↑死は意味しない)

デスノート
悪ライトさま復活
ああもうキラのこと色々言うけどLだって結構腹黒いじゃんとか

思ってすみませんでした(土下座)。
久しくキラキラしていた反動で、今回のライトさまは黒さ7割増でお送りしております。まさに出血大サービス。出血しすぎて誰だかわからない感満載
数号前に、こんな人のことを「純粋なのかもしれない」とか言い放ったレムの感性がちょっぴり心配です。

銀魂
少年の心を忘れぬ大人たちが、ひとつの目的のために競い合い、時に争い、時に大法螺を吹き、時に足を引っ張り合う
それはまさに青春群像。幾つになっても何かに夢中になれるというのはステキなことですね(いや後半のふたつは明らかにステキじゃないから)。

で、「何の変哲もないトラック」に堂々とマムシ運輸と書かれているという点には
ツッこんだら負けですか

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