週刊少年ジャンプ第44号
■D.Gray-man
吹き荒れる嵐の中、任務を終えて教団に戻ったアレンとトマ。
しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは、思いもかけない凄惨な光景だった。コムイの開発した巨大兵器が暴走し、リナリーがその標的となってしまったのだ。
教団内部を破壊しながら、執拗にリナリーを追う巨大兵器。科学班のリーバー班長がかろうじて彼女を救うが、自らも負傷してしまう。
そこへ駆けつけたアレンをも襲う巨大兵器。
「逃げろアレン!こいつはエクソシストを狙ってる!!」
リナリーを守りつつ、必死に巨大兵器から逃げる三人。だが、教団内部の反逆者の卑劣な罠に嵌り、ついにアレンが敵の手に落ちてしまう。
「リーバーさん…リナリーを連れて逃げてください」
「アレン――!!」
自分の身も顧みず、最後までリナリーを守ろうとする彼の姿に、リーバーの頬を涙が伝った。トマの両手が、閉ざされた扉を虚しく叩く。果たしてリーバーとトマはリナリーを守りきれるのか?! そしてアレンの運命は…?! 次回「科学班の一番長い日」 乞うご期待!!
とか書くとまるでシリアスな話みたいです(前フリ長!)。でも間違ってはいないですええ全く(展開的には)。そんなわけで「アリア」編とは打って変わったギャグ展開。「トマが来週神田についていくかアレンについていくかで私のテンションがかなり上下しそうです」とは、先週の感想で迷った末に書かなかった一文ですが、トマ普通にアレンと教団に帰ってきてたよありがとう星野先生!(どうして毎回こういう微妙な所で喜ぶの)。
さてアレンが任務についている間に、コムイは仕事のお手伝い用万能ロボットを開発していました。名前はコムリン(どうかと思う)。ゆうこって名前の人を「ゆうこリン」って呼ぶくらいにどうかと思う。たぶん↑コムイさんの中学時代の渾名だと思う。しかも自ら「コムリンって呼んで♥」とか言い出したんだと思う。
そんなコムリンはコムイさんの頭脳と人格をコピーして作られているわけですよ。 頭脳はともかく人格はコピーしない方がよかったんじゃないの しかし本人も知らぬ隠された欲望が、実の妹に対する禁断の欲望が、一緒にコピー&ペーストされてしまったと思われるわけですよ。
すなわちリナリーに強くマッチョになってほしいという欲望が。
そんな困った欲望からリナリーを守るため、アホくさいと思いつつも走り回るアレン達。リーバー班長のキャラが急激に立ってきましたね。いい人だ。「悪いな……こんな理由で」は、聞く方もアホらしいだろうが説明する方はもっとアホらしいんだぜ感満載でよかったです。
「おかえり」を彼が言うとは思わなかったですが(コムイさんが送り出したんでコムイさんが言うのかと) (今週の彼はパーマだったりぐるぐる巻きだったり囚われのプリンセスだったりでそれどころじゃないですが) (プリンセスは吹き矢で味方を陥れたりしませんかそうですか)。
班長の「おかえり」に、ふとマナを思い出してせつなくなるアレン。
師匠のことなどは微塵も思い出さないアレン。
ちょっと師匠の所ってアレンにとってホームじゃないどころか闘技場か何かだったんじゃないの。ドアを開けた途端に牛が突進してくるんじゃないの(二階から)。赤い布を持ってひらりと身をかわすとご近所から大喝采だったんじゃないの。
吹き矢にやられつつもリナリーを気遣い続けるアレンさまは今週も紳士でした。リナリーをおぶっている時、常に隣の人と並走もしくはやや後ろを走り、立ち止まる時は壁を背にするのは
彼女の下着が見えないようにするために違いないです(ありえない)。
たとえ呂律が回ってなくてもひしひしと伝わってくるアレンの英国紳士っぷりに、リーバー班長も男泣きです。
もしかしたらあれは涙じゃなくて笹かまぼこかもしれないけれど。第8夜に出てきた探索部隊のバズ氏の泣き方に似てますね。彼から伝染したんでしょうか(空気感染で)。罹患者が多いなら病名とか命名していいでしょうか。
■ありえない涙病
■アンビリーバボー・涙病
■涙の数だけ強くなれるよ病
とりあえず間をとって涙くん彼に告げて病で(誰に告げるの)。
■BLEACH
ルキアのモノローグ~涙~救出までの流れはさすが。
王道展開ながらこの演出力には魅せられます。欠片も間に合ってない恋次や浮竹あたりにはどうにも憐憫の情を禁じ得ませんが。恋次の名前はアレですか。
恋はまた次の機会にっていう意味なんですか。
■アイシールド21
さりげなくまもり姐さんの隣の席を陣取るヒル魔。そして普通に会話するヒル魔。むしろ機嫌よく会話するヒル魔。あんたら夫婦ですか。
鬼兵ファンの栗ちゃんはちょっと可愛かったです。ていうか鬼兵はこんなむさ苦しいファンがついて嬉しいのかどうかちょっぴり疑問です。嬉しかったら真の漢だと思います(なんで)。
■デスノート
局長の爽やかな笑顔にときめきを禁じ得ません。親子そろってさわやか強化週間ですか。さわやかテイスティーですか。ライトさまにはそろそろさわやかを卒業して頂きたいのですがどうにかなりませんか(正直者)。
今週も捜査本部の面々にスポットが当たった回。無念の離脱をした相沢が切ないですね。自分ひとり役に立てていないことを気にしてそうな松田さんの今後も気になります。次週のサブタイトルは「松田」らしいですが、何か無茶したりするんでしょうか。
まあ局長ほどの無茶ではないと思いますが。
■銀魂
皇子はブサイクな母親似なのか。じいと皇子の会話が面白すぎます。つかパー子とヅラ子を美人と評するアンタが面白すぎます。ヅラ子はともかく
パー子は明らかに不自然さを隠しきれてなくない?
特に瞳をキラキラさせている辺り。アレですか。以前桂にいざというときはキラめくって言ってたのはこのことですか。桂は今真実を知ったってわけですか。 こんな真実ならむしろ知らない方がよかったわとか思ってんじゃない ポチが現れなければ感動のあまりパー子の手をとって「俺はお前を誤解していたようだ、すまなかったパー子」とか言ってまたツートップで頑張っていったんじゃない(無い)。
*9/28追記
銀さんがいざというときはキラめく発言をしたのは土方さんでしたご報告ありがとうございます。俺がお前を誤解していたようだよすまなかったパー子。こんな俺でもよければこれからもツートップで頑張(以下略)。