週刊少年ジャンプ第43号
■D.Gray-man
協力してアクマを打ち破ったアレンと神田。
イノセンス(というかララの心臓)は一緒にはるか上空まで吹っ飛び、力尽きて倒れたアレンの頭の脇に落ちてきます。やっぱ簡単に壊れるようなもんじゃないんですね。
さて扉絵を挟んで三日後。
アレンと神田のイタリア出張がうらやましくてたまらないコムイさんからご連絡です。コムイさんは本部でデスクワーク中。電話をしながらも書類に判を押し続けます。 書類にコーヒーもこぼします大丈夫なのか。ついでにこんな判で大丈夫なのか○の中に「コムイ」って入ってるだけだよ(せめてフルネームにしようよ…!)。簡単に偽造できそうですが、まあ黒の教団ですから何某かの工夫があるものと信じます。
■実は特殊な光を当てるとローズクロスが浮かび上がる
■実は二時間経つと消えるインクを使っている(すべての作業が無駄骨に)
■実は円周率が5.61(コムイ)
すべての数学者に喧嘩を売る3番推奨(ありえないから)。
みんなにコキ使われて外にも出られずまるでお城に幽閉されたプリンセスのようなコムイさん(本人談)。プリンスじゃないんか(笑)。まあプリンスはあまり幽閉されないものな。
そんなコムイさんの軽口をさらっと封じる神田さん。テメーがプリンセスならオレは女王様だとでも言わんばかりの高飛車度です(言ってません)。ついでにアレンと合わないと文句も言います。
「神田くんは誰とも合わないじゃないの」
…ああ…やっぱそうなんだ…(遠い目)。コムイさんがアレン(新人)と神田を組ませたのは、「もしかしたら今回こそは神田くんに友達ができるかも」という親心からだったのかもしれないと思いました。
つかトマがエクソシストだったら合ったのにね…!
電話中のすばらしく息の合った名刺差し出しっぷりに笑いましたトマ。友達というよりご主人様と執事って感じの合い方ですが。ああトマかわ(以下同文)。
神田さんの重傷は三日で完治。女性説のハシリとなったあの胸のさらし(もしくは包帯)は、左胸に刻まれた梵字を隠すためのものだったようです。
読みは「オン」、虚空蔵菩薩の種字ですね(ナチュラルに読める自分がイヤン) (なぜうちの本棚の奥に「日本呪術全書」があるのかなんて聞いちゃイヤン)。
この梵字のおかげで傷が消えるようですが、同時に神田自身の命を縮めるようなことをコムイさんが言っております。それも神田の毒舌で流されますが(哀れ…!)。
神田も結構ひみつがいっぱいのようで今後が気になります。
所変わって再びマテール。
取り戻したイノセンスはララに戻されましたが、彼女は動き出したものの、グゾルの記憶をなくしてしまっていました。
あっさり何の代償もなく生き返ったりしない辺りさすがです。この作品でそれをされたら興醒めです。失われた命を還らないものとして描いているからこそグゾルの死も、ララの終焉も、アレンの悲しみも重いのだと思います。
グゾルは結局ララを壊すことはできませんでした。最期の言葉は「ララ 大好きだよ」。
…泣いた。泣いたさ。
いい年こいてジャンプ漫画で泣いて悪いかアァ!!(おちつけ)
グゾルが死んだ後も歌い続けるララが壊れるのを、膝を抱えて待つアレン。あまりの落ち込みっぷりに、キングオブ高飛車な神田さんも思わず言葉をかけます。
「辛いなら人形止めてこい あれはもう「ララ」じゃないんだろ」
先輩。止めてこいというのは…壊してこいということで…?
…オマエの血は何色だアアァ!
いや多分彼なりの気遣いなんですが。
どうも神田さんの気遣いは人に期待されるラインの斜め45度上を、ジェット気流に乗って逆方向に爆走している感があります(とても遠回しな比喩表現)。
「俺たちは『破壊者』だ、『救済者』じゃないんだぜ」
「それでも僕は、誰かを救える破壊者になりたいです」
ラストのアレンの台詞は、全編通しても屈指の名台詞かと。守ることはできなかったけど、グゾルの魂とララの心は救われたと信じたいです。
■銀魂
ヅラ子が美人すぎてどうしよう。つか「ヅラじゃない ヅラ子だ」って
ヅラの部分は否定しないのかヅラ子。桂子と書いて「けいこ」と読むとか、そんないかにもな源氏名にしないのかヅラ子。そもそもヅラ子って名前はどうなのよヅラ子。
ツートップが泣くぜヅラ子。
そんなわけで今週はヅラ子とアゴ美しか目に入りませんでした。
アゴ美って名前は勿論「アゴが美しい」って意味ですよね。
■BLEACH
あんな素顔を見せられては今週も狛村隊長に目がくぎづけにならざるを得ません。
卍解の巨人は狛村隊長と同じ動きをするっぽいですね。にしても巨大ですね、比較対象の狛村隊長が小動物に見えてドキドキしてしまいますね(どういう種類の変態だアンタ)。
やちるちゃんの中では一護は剣八さんのともだちなんですね(笑)。いや笑うとこじゃないんだけどアツイ友達だなあオイ。コブシで語り合うだけでは飽き足らず刀で語り合うわけですね。そのうちそれでも足りなくなって、戦車とか戦闘機とか空母艦隊で語り合いはじめるわけですね。
おもに憲法第9条の解釈などについて(ええー)。
■デスノート
ちょっとLがあまりにも長いことライトの肩に手を乗せているのが気になります。
Lはスプーンより重い物を持ったことがないので手錠の鎖が重いのでしょうか。ライトの肩は体のいい肘掛けでしょうか。しかしLは結構強いはず、鎖ごときを重荷に感じるはずはありません。というわけで予想↓
■あの手錠の鎖は特殊合金で400kgある
■使われた技術は未発表のもので、それ自体が高度な軍事機密
■次回は合金技術を餌にヨツバグループに取引を持ちかけるLとライト(無い)
■アイシールド21
ラストのセナとモン太がいい感じ。青春ですね!
つかモン太は回を追うごとに漢前になってゆきますな、サル以上にサルのくせに(←愛)。