沈黙の春#3「草原の海」

2002年4月前期連載トップ『沈黙の春』第3回。あやしげな瓶の中身を飲んだ八樹さんの身体は顎がつま先にぶつかるくらい小さくなりました(爆)。目の前の小さなドアを開くと、そこには本物の空と↑白うさぎが(コートが白いだけではないのかというツッコミ可←可?)。白うさぎは懐中時計を無くしてしまってただ茫然と立ち尽くしています。もうハートの女王様のお茶会には間に合わないようです。間に合わなければ死刑です。さあ大変。ぼんやりしている場合じゃありませんがここで「あきらめるな!」と言うような親切な性格ではない八樹さん。とりあえずうさぎのことはほっといて先に進みます。しかしこの草原はタイトル通り海のように広いので、小さくなった八樹さんではとても渡っていけません。そもそも先に進むといってもどこに行けば地球に帰れるのかもわかりません。そこでうさぎの所に戻って道をたずねる八樹さん。うさぎは人生の全てを諦めたような目で道を教えてくれます。さすがに気の毒になった八樹さんはうさぎを助ける手段を考える事にしたのでした以下続刊(刊?)。

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