沈黙の春#1「SpringSnow」

2002年4月前期連載トップ『沈黙の春』第1回です。春なのにそして一回目なのにイキナリ雪。どうしてそんなに雪が好きなのですか私(問われても)。春の雪ということを主張するために背景むだに黄色くしてみたりしましたがなんだか本当に無駄な努力だったっぽいです(死)。ていうかこの黄色はまさか空なのですか。明らかに地球上の空ではないと思われるのでとりあえず金星の空ということで。分厚い硫酸の雲が毎秒100メートルの強風(強風どころの騒ぎではない)で押し流されているという空。とってもファンタジック しかし梧桐さんならそのようなナイス環境の中でも段ボールの上に仁王立ちできるものと信じています(いや段ボールはつぶれちゃうだろ)。さてそのように仁王立っている梧桐さんの上に降りしきる硫酸銅の雪。それは雪ではないとか硫酸銅なら青だろとかいうツッコミ不可。何せ硫酸なので梧桐さんの形状記憶合金の髪の毛をも溶かします(溶けてんのか)。しかし身体に至っては超合金なので溶けないのです。当然目からはビームが出るのです。それは梧桐さんではないというツ(以下同文)。

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