荒廃の夏#5「情熱」

2001年8月後期本部トップ絵その5(最終回)。御幸の絵だけにこだわりポイントはムネがあるか無いか不明なとこと腰が細くないとこ(他にこだわる箇所は無いのか)。背景は夕暮れのみで、タイトルも「薄暮」の予定でしたが、前4作の構図に結構凝ってしまったため何も無いのが寂しくなり、急遽ブーゲンビリ アを入れてごまかしました(死)。タイトルはブーゲンビリアの花言葉から(やめれ)。
さて最終回。卒業後ひとりブラジルへと旅立ってしまった梧桐さん。それを知った御幸は、梧桐を追って渡伯します。折りしも南米は花の季節(ていうかブーゲンビリアの花期って周年なんですけど)。己の心とはうらはらな明るい風景の中を、複雑な想いで御幸は歩くのでした。ぼんやりしていたので、うっかり足を踏み外して彼女(?)は崖からまっさかさま。落ちた場所は地元民が神の棲家と崇める湖でした。湖底から地下水脈に入り込んでしまった御幸。水脈からワープゾーンを通って、御幸は母国日本のさる隠れ里に流れ着きます。そこでは鷹匠になった半屋がひっそり暮らしておりました。半屋に助けられた御幸は、恩に報いるため見たこともない布を織ります。しかし機を織る姿を決して見てはいけな(以下略)。

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