interviewer:Takumi Hanya

半屋:
「なんでオレがてめえにインタビューなんかしなきゃなんねーんだよ! こういうのはキツネ野郎かこいつ(御幸を指さす)の方が得意だろ!」

梧桐:
「八樹は別の記事を担当しているし、御幸は写真係だ」

「だったら嘉神でも呼んどけ」
「貴様、オレと嘉神で会話が成立すると思っているのか?」
「ふん、くだらねえ企画がさっさと終わっていいじゃねえか」
「何を言う! それではオレの特集を心待ちにしている全国の婦女子に申し訳が立たんであろう!」
「婦女子だぁ? 男の支持率ばっか高い奴が、何寝言ぬかしてやがる」
「ええい、やかましい! うだうだ言っとらんで、早く質問をせんか!」

御幸:
「半屋君、いいじゃない。素直に質問しとけば、それだけ早く終わるんだから」

「ちっ…『梧桐さんは主人公にしては謎が多いですが、そもそも一体どこに住んでいるのですか』?」
「何だその棒読みは! 気に入らん!やりなおし!
「(ぶちっ)ざけんな! てめぇはどっかの体育会系の部長か!!」
「オレはな、山に住んでいるのだ」
「は?」
「日々山にこもって修行をし、朝夕は滝に向かって蹴り100本。食事は常に精進料理。時には、近所の寺の坊主の所に座禅を組みに行くこともあるぞ」
「…てめぇ…答えたくないなら答えたくないって言ったらどうだ…くだらねぇウソ並べやがって」
「フッ、言いがかりをつける気か? オレは真実以外口にしたこともないぞ
「何が山ごもりだ、この野郎! 修行なんざ一度もしたことねえだろ! しかも精進料理どころか、年中肉ばっか食ってるだろ!!」
「家で精進料理ばかり食っているから、外ではつい肉を食ってしまうのだ」
「………(そう言われればそんな気も…まさかホントに山に住んでんのか?)」

「ホレ、どうした? 次の質問をせんか」
「あ、ああ…『梧桐さんにとって一番大事な女の人は佳澄ちゃんですが、では、一番大事な同性の友人は誰ですか』?」
「…それはここでは言えんな」
「? なんでだよ」
「そういうことは二人きりの時、こっそり言うものだ」
「…ちょっと待てコラ」
「クリフがそう言っていたぞ」
「……同性の友人の場合は…違うだろ…?」
「友人の場合でも、奴はそう言うと言っていたぞ」
「そりゃ、あいつに同性の友人がいねえだけだろ!!」
「なにぃ!! あやつめ、このオレをたばかったのか! 許せん!!
「いや、たばかったんじゃなくて、てめぇが勝手に誤解…」
「ぬう…後で覚えておれ…」
「……(まあいいか、あの外人は殴られ慣れてるしな)。で、結局誰なんだ?」
「…実はお前なのだ、半屋」
「な…何?!」
「一番つき合いが長いしなあ。何だかんだで、共通の敵に立ち向かうことも多かった。それなのに貴様は、オレの友情表現に気づきもせず…オレは淋しかったぞ」
「……梧桐…オレは…」
「………」
「…その…何て言ったらいいか…」

「……ククククク」
「?!」
「ギャハハハ、本気で信じたか? 相変わらずバカ素直な奴だ!!」
「てめぇ…まさか全部ウソか?!」
「このオレに友人など必要なものか! オレの周りの人間は、全員オレの下僕だー!!」
「…山ごもりとかいうのも」
はぁ? 最強のオレに、なぜ山ごもりなど必要なのだ?」
「……てめえぇ!! もう勘弁ならねえ!ブッ殺してやるー!!
「ギャーハハハハ、やれるものならやってみろ~!」


編注:梧桐・半屋両名が乱闘となったため、インタビューは中断されました。申し訳ございません。

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