D.Gray-man第1巻[opening] 感想
■総評
何がどうってティムキャンピーのめざましい成長ぶりが気になってしかたありません。どうなんですかアレ。第1夜のトビラ絵ではアレンの小指程度だったティムが、回を追うごとにどんどん大きくなって、第6夜では羽根を広げるとアレンの頭の幅の2倍くらいになっちゃってますよ。急成長ですよ。ごはんを一杯食べたら一杯分大きくなる桃太郎もびっくりですよ。
↑このまま成長しつづけたら一ヶ月後にはこんな事態が予想されます。これ以上成長するとティムはアレンの頭の上には乗れなくなります(アレンの首の骨が折れるから)。
でも師匠なら大丈夫なんですよ。師匠はそのために首を鍛えていますから。むしろそのためだけに鍛えていますから。ぶっちゃけた話、師匠の首の骨にはイノセンスが仕込まれていますから(待て)。
少し真面目に。
アクマ・エクソシストの説明・大まかな世界観を絡めつつエピソードその1(第1夜) →
主人公の過去・現在とその目的+千年伯爵の目的判明。エピソードその2(第2~4夜) →
本部および本部のキャラお披露目+イノセンス・ダークマター等ストーリーの根幹となる設定判明(第5~7夜)。本誌掲載時から非常にきっちり構成されてるな、と思ってましたが単行本になるとまた際立ちますね(第7夜だけはちょっと詰めすぎた感がありますが)。
たぶん2巻は丸々マテール編なんですよね。単行本収録時の話数まで計算してますよね(第8夜を加えてちょうど9話)。ああもうどうよ 新人の連載はほとんど行き当たりばったりな ジャンプでこの安定感。このシリーズ構成力がジャンプっぽくないというなら星野先生は永久にジャンプっぽくならなくていいですよもう愛してるよ…!
■表紙
アレン1人とか。アレンとリナリーとか、アレンとリナリーとコムイさんとかを予想していたんですが(神田は予想しなかった) (神田は2巻だろうと思った)、よもやアレンと千年伯爵が背中合わせでたそがれている絵だなんて思いもよらない(もう少し違う表現はないのか)。
伯爵のチャームポイントである帽子が相変わらずカワイイです。帽子をとったらどうなるのか気になります。あの帽子は中までぜんぶ頭がつまっているのかどうかがいたく気になります(たぶんつまってないと思います)。
そして伯爵の袖口からチラリとのぞくシャツの模様がアレンのリボンタイと同じ模様なのが最も気になります。ペアルックですか。
それもペアであることがあからさまでないオサレなペアっぷりですか。実は伯爵は女の子でアレンと愛し合っていてペアも着ちゃう仲なんだけど、双方の家が仇敵同士で涙ながらに敵対してるとかいうオチなのですかそんなのイヤ(イヤも何も)。
■カバー裏
ついめくる癖がついています(主に久米田康司氏のせいで)。さあ皆さんもめくってみましょう。文字を目で追いつづけていると奇妙な笑いがこみ上げてくる、曰く言いがたい絵が現れますぜ。私はうっかり大衆食堂でめくってしまいました。あやうくおかしな人だと思われるところでしたふー危ない危ない(←ツッコミ不可)。
■アレンさまプロフィール(62頁)
168cm58kg。身長-110が標準体重らしいので、数字だけならまさに標準なわけですがあのナイスプロポーションで標準なんて言わせませんよこの英国紳士(←ののしってます)。細いけど筋肉質だからその分重いわけですよね。素敵。神田はモヤシ呼ばわりを謝れ(笑)。
星野先生コメント「主人公はバカで元気な無礼者が好き」………あの、アレンさん限りなく真逆に近いんですが気のせいですか。でもその主人公属性はどちらかというと私の苦手とする主人公属性なので主人公がアレンで本当によかったと思いました。なんでこんな子が生まれたかわからないそうですよ星野脳内マジック万歳(笑)。
■そして師匠は旅立った(88頁)
血まみれで倒れているアレンよりも、窓の外のリアルなインド象どもに目がくぎづけです(特に一番上の小象)。
■千年伯爵プロフィール?(112頁)
プロフィール頁と同じ形式で、伯爵の実在のモデルのことについて書かれてます。プロフィールとは言えないか。まあ伯爵に
9月4日生まれの乙女座O型です♥
とか言われてもとまどいを禁じ得ないわけですが。むしろ刹那さを消せやしないわけですが。
■灰部屋(132頁)
千年伯爵(星野先生代理)の描いている原稿の中身がものっそ気になります。
■コムイさんプロフィール(152頁)
ああやっぱり中国人なんですねえ。そして193cmの高身長。どうしよう。以前絵コーナーでほざいた通りになってしまいましたよドキドキしちゃったじゃないですか(笑)。
AB型も予想通りです。ツボ。
マイイメージAB型 → 天才肌の変人
マイイメージB型 → マイペースな変人
モデルにされた担当Y氏はどんなお気持ちなのか是非伺いたい(笑)。 教団のゴーレムはコムイさん達が作ったんですね…そのうち神田の服の中で爆発とかしそうな気がしてきましたどうしてかしら。
■リナリープロフィール(172頁)
星座占いによると、魚座の女の子は黒目がちでキラキラした瞳のロマンチストが多いそうですよ可愛いな! アレンとの身長差3センチを熱望していましたが2センチ差でした。でも可愛いので何の問題もありません(元々熱望値と1センチしか違わないじゃん)。背が高いのはリー家の家系なのかなあ。
神田のプロフィールはありませんでしたが(いや無いんじゃないかと思ったけど) (神田は何もかも2巻だろうと思っていたから)、アレンとリナリーの身長差が2センチってことは170cmそこそこ…? あの髪型はやっぱり意外に高くない身長をごまかすためなのですか神田さん(やっぱりって何)。
■アレンは不気味な部屋を見つけた!(192頁)
アレンの部屋だって十分不き(以下略)
■コムイ室長の実験室 潜入報告書(193頁)
リーバーさんはリーバー・ウェンハムさんとおっしゃるのですね(リーバーって苗字かと思ってました)。なんで俺が室長の実験室に潜入しなきゃならんのかと。普通主人公が行くもんじゃないのかとぼやいておられますが
これ以上アレンをかわいそうな目にあわせるのはやめてあげて班長。
「リーバー・ウェンハムでいられんの 俺?」がツボ来ました。あと明らかに変な音とか。
ていうかもはや音なのかどうかもわかりませんよこの擬音。
■入場許可報告書(194頁)
よもや丸々1ページ門番とは思いもよらない(←本日2度目)。
アレンに触られたアゴにぶつぶつが出たそうです。たぶん神経性だと思います。
図体はデカイのに神経質ですから門番。つい最近まで十二指腸潰瘍で入院してましたから門番。開発中の新薬の薬害でじんましん出やすくなってますから(もういいから)。