華炎
55000HIT絵です~。描いた時期がちょうどかず先生の新作「風嵐童子」の掲載直後だったので、リク無かったのをいいことに主人公の風間市彦さんを描きました。主人公とは思えない腹の黒さがツボに入ったのでした。自分と同じ学校の女生徒が犠牲になっていると知りながら暴漢を何年もほっぽっておき、その挙句「好きな女の子を傷つけた」などという超エゴイスティックな理由で殺そうとするなんて黒すぎます。最高です。いやもうあまりの黒さにたましい飛びそうになりました(←褒め言葉)。というかいくら赤丸ジャンプ掲載とはいえこんな黒い作品が巻頭カラーでええんか(笑)。
市彦さんが何やらけったいな術を使っていたので背景は真言密教の「金剛界種字曼荼羅」(部分)。ワタシにとって妙な術はみな真言密教のようです。梵字がなんかいかにも術っぽいから(そんな単純な理由なんか)。この炎の中からガマを呼び出すのですね。そしてガマの背中に乗って巻き物をくわえると煙が出てきて「それではこれにてドロン」と(それは妖術だろ)。