1.発端。 2001Sep.
この企画部屋、実のところ4日前に突然思いついたものでございます。原因は某さんとのチャットでの会話。刹那主義もここに極まれりというか4日前ってどうよ。
「明稜で恋愛SLGができたらさぞ楽しかろう」とそれまでも思ってはおりました。
■外道あり鬼畜あり不良ありかわいこちゃんありオカマありモデルありの多彩すぎる男性陣。
■好感度によって態度が著しく違いそうな男性陣(約50%)。
■おかしなイベントにも事欠かない(おかしくなければいけないのか)。
と、SLGとしていい事ばっかりなのでございます。いい事だろうか(自爆)。
さて、チャットでゲーム作成にすっかり乗り気になってしまったワタクシですが、いかんせんプログラミングの知識など全くございません。なのでまずは、素人でも簡単にゲームがつくれるという触れ込みのフリーツールから当たり始めました。
2.インタプリタ言語「HSP」 2001Sep.
ゲームを作る上で、自分の中で外せない要素は相当ありました(それがいかんのだ)。
■好感度メーターがつけられる(表示非表示は問わず)
■キャラクターの名前を入力できる
■jpg形式の画像ファイルが使える
■MIDI形式の音楽ファイルが使える
■画像の重ね合わせ表示ができる
■ゲーム画面の大きさを指定できる
まず好感度メーター。ラブメーターでも好き好きメーターでもなんでもよろしいですが(好き好きメーターはよろしくないのでは)。コレが無かったら恋愛シミュレーションとは呼べません。そればかりではありません。
私が何を差し置いても入れたいと願う裏設定、
梧桐と仲良くなりすぎると密かに八樹と半屋の好感度が落ちる
(八樹は半屋の倍落ちる)
が使えません。これが無くて何が八樹か(そうか?)。
というわけでこの時点でWebのフリーツールはほぼ全滅。
なんてこった八樹(八樹のせいか!)。
そしてキャラクターの名前入力。
詳しくは次項で述べますが女の子向け恋愛SLGなので、
登場する男性陣に自分の名前を呼んでもらえなくてはなりません(強制?)。
八樹に「●●さん」とか呼ばれるのも楽しいでしょうが、梧桐さんと半屋君なんか呼び捨てですヨ? 梧桐さんもしくは半屋君から「●●!」(ご自分の名前で想像して下さい)。
たとえば最初からヒロインの名前が水前寺清子などと決まっていたら、今のご想像の名前は「水前寺!」になってしまうのです。それは相当マズイでしょう(マズイ以前の問題だろう)。
jpg画像、MIDIファイル、重ね合わせ、画面の大きさはどれも容量の問題です。
明稜SLGはWeb上でフリー配布を予定しているので、サイズはとにかく小さければ小さいほど良いのです。しかしゲーム作成ツールは何故か、やたらめったらに重いBMP画像やwav形式音楽ファイルを使うものが多いのでした特にシェアウェア。しかも画面の大きさを指定できないのです。
画面の大きさは特に問題で、小さくても640*480。大きいとフルスクリーン(死)。
フルスクリーンサイズのBMP画像なんてそれだけで数MBになってしまいます。
ところがHSP、正式名称Hot Soup Processorというふざけた名前のフリーのプログラム言語は、理想的にもこれらの条件を全てクリアするのです。
ワタクシの目指す恋愛シミュレーションも完璧に実現できるのです。ええ。
理論上は。
3.ストーリー 2001Sep.
さて、名前入力のところでお気づきかと思いますが、主人公は明稜キャラではありません。この辺は徹底して恋愛SLGの王道を行きたいと思います。
主人公は十五歳の女の子。明稜高校1年15組に転入します。
そして佳澄ちゃんの隣りの席になります。転入生同士で速太君の隣りという設定もアリですが、ここは敢えて佳澄ちゃんです。速太くんを落としたければ自分でアプローチしなくてはなりません。明稜キャラだから皆あまり自分から主人公を誘ったりしてくれません(笑)。
ラブの大将(←自動変換)、イヤ対象になるのは以下の8人です。
梧桐、八樹、御幸、半屋、恵比須、嘉神、クリフ、速太(クリアしにくい順)。
伊織は親切なクラスメイトとして、クロ助は食堂の気のいいお兄さんとして登場します。←何かがまちがっているような気もしますがここは目をつぶります。容量的問題もからめて8人が限界です。
大まかな流れとしては
→転入
→明稜高校でのちょっとした出会いなどの好感度アップイベント
チャンスは各キャラ3回程度。どう選択しても一度のプレイでは2/3程度までしかクリアできないのが理想ですネ! 何度も楽しめますからね。この辺の小イベントには「校内で迷って半屋君に助けてもらう」とか、「八樹に差し入れを持っていく」とか「梧桐さんと共に肉(犬)を食う」とか乙女の夢っぽいものを用意するのですな(最後は違います)。ただ、まだまだ乙女の夢が足りないのでご意見大募集。←〆切済です
この後シナリオが大きく分岐して
→生徒会メンバーとのイベント(生徒会合宿)
→四天王とのイベント(花火大会)
のどちらかを選ぶことになります。その後また分かれて各キャラとのイベントになります。個別イベントはもちろん好感度に相当関わります。サ●ラ大戦で言えばクリスマス劇のヒロインに誰を推薦するかというイベントに相当します。実質ここで相手が決まります。サク●大戦と違うところは、ここで嫌われたり、個別イベントの相手と違う人にわざわざ告白したりするときっちりふられてしまう所(個別イベント前の好感度にもよりますが)。
でもそんな時のために佳澄ちゃんとクロ助がいるのです。
ふられた場合のみ、相手が去ったあとで「教室に戻る」「食堂に行く」という選択ができ、教室に行くと佳澄ちゃん、食堂に行くとクロ助がそれぞれなぐさめてくれます。気持ちと時間に余裕があれば、ためしにふられてみるのも良いでしょう(よくない)。
最後には、お約束として主人公はまた転校してゆくのです(笑)。
良いエンディングとしては転校後、剣道の大会で誰かさんの応援に行くとか、誰かさんにお好み焼き屋に招いてもらうとかですかね(エンディングなので名を伏せてみたけれどバレバレ)。この辺も乙女のご意見大募集。乙女じゃなくても大募集(笑)。←〆切済です